希望の土地の条件11個②
希望の土地の条件の続きです。
①学校区
②職場からの距離
③小学校からの距離
④実家からの距離
⑤災害リスク
⑥最寄駅へのアクセス
⑦スーパーまでの距離
⑧公共施設等の距離
⑨前面道路の方角
⑩前面道路の幅
⑪将来の環境
⑥最寄駅へのアクセス
よく最寄駅まで徒歩〇分と記載がありますが、
これは、
直線距離ではなく道路距離で
80mで1分
と算出しなければならないとなっています。
(不動産の表示に関する公正競争規約施行規則)
つまり、道路距離で240mだと3分
また、細かいことを言うと300mとかであれば
繰り上げて4分と表記しなければなりません。
ただ、実際は早歩きで歩けばもっと早く着きます。ε=(ノ・∀・)ノ
この項目に関しては、私たちは結構重視しました。
今は車があるので、不自由ないのですが。
私自身、車の運転は苦手です。
ましてや、反射神経が鈍る高齢者になったら、 運転するのがますます怖くなると思います。
できれば、悲惨な交通事故を自分が起こす前に、 免許は返納してしまいたいです。
なので、おじいちゃんになっても外出が出来るように、 電車やバスの最寄り駅で土地を探しました。
⑦スーパー・コンビニまでの距離
スーパーやコンビニが近くにあると便利ですよね。
スーパーはご飯の買い物に頻繁に行きますし、
コンビニも急に必要なものが出てきた時に24時間空いていると いうのは安心します。
⑧公共施設等の距離
図書館や児童館、市役所等の距離が近いと助かります。
これについては、あまり私たちは重視しませんでした。
ただ結果的に、徒歩2分(道路距離100m) の距離に図書館の分館がありました。
ワークスペースなどもあり、便利です。
また、子どもが小さいので、そこで良く絵本を借りています。
⑨前面道路の方角
これについても、あまりこだわりませんでした。
一般的には、南側道路が価値が高いとされていますが、
南側に、玄関や駐車場を配置してしまうことで、 リビングまで陽がささないなどのデメリットもあります。
逆に北側道路の場合は、南側に庭やリビングを配置できるので、 陽当たりの良い設計が可能になるというメリットがあります。
陽当たりは、しっかり考えた方がいいと思いますので、
提案された間取りが、 そうした視点からもなされているのかを考える事は重要だと思いま す。
⑩前面道路の幅
結構重要なポイントです。
例外はありますが、 4m未満の道路に接している土地に家を建てる場合は、 セットバックが必要になります。
実際に土地を探していて、
「これはいい土地!みつけた!」
と思っていてよく見たら、
前面道路が3m
せまっ!
という例がかなりありました。
こんな狭い道路に車入るの無理!
(一般的に4mで車1台通れる感じです。)
また、同じ4mでも両脇に塀がそそり建っているのと、
そうではないのでは、かなり印象が違います。
私の感覚では、
4m道路で、両脇に塀が建っていると
狭い!
となりますが、
塀がなく、セットバックされているだけで
余裕!
となります。
高速でトンネルに入ったら狭くなる感覚みたいな感じ!?
なので、単に前面道路の幅員だけ見るのではなく、 実際の環境も確かめたほうが絶対に良いと思います。
また、あまり広すぎるために車通りが多いのも、避けました。
子どもが突然飛び出して危ないし、
車が多く通ると、排気ガスにより外壁も汚れやすいそうです。
⑪将来の環境
今は静かな土地でも、将来はどうなるか分かりません。
その土地がどういう建物が建てることが出来て、 どういう建物が建てることが出来ない地区なのか、 調べてみるのもいいかもしれないです。
詳しくはここでは述べませんが、ざっくり言うと
住居系、商業系、工業系に分かれ、
住居系
大きな工場や商業施設は建てることは出来ません。
静かに住みたい場合はいいかもしれません。
商業系
商業施設はもちろん建てることが可能ですが、大きな工場以外は基本的に何でも
建てることが出来ます。
工業系
工場などの建物が立ち並ぶ地区です。
例えば私たちの土地は、
第一種中高層住居専用地域です。
なので、床面積が500㎡ を超える店舗は基本的に建てられません。
デカいスーパーは無理ですね。
また、カラオケボックスやパチンコ店も無理です。
気をつけないといけないのは、
その土地は住居専用地域ですが、
すぐ西側は工業専用地域でした。
近くの公園で遊んでいて、西風が吹く日は、
少し工場の嫌な匂いがします。
細かいことですが(;^ω^)
といったように、
①学校区
②職場からの距離
③小学校からの距離
④実家からの距離
⑤災害リスク
⑥最寄駅へのアクセス
⑦スーパーまでの距離
⑧公共施設等の距離
⑨前面道路の方角
⑩前面道路の幅
⑪将来の環境
11項目を挙げてみました。
確かに土地はとても大事です。
しかし、
ネイエ設計でも勉強しましたが、
これら全てを完璧に満たす百点の土地など見つかりません。
この中から何を優先して、 どこまでなら許容するかが大事だと思います。
優先事項を整理して、 点数をつけたりするのもいいかもしれません。
また、これだけは譲れない点もあると思います。
とにかく、私たちは優先事項を整理し、
ここからさらに行動しました。