『「木造の家」と「鉄コンの家」年間コストにとんでもない差額』の記事
土地のブログの続きを書くつもりでしたが、
ヤフーでこんな記事を見つけ、気になったので調べてみました。
『「木造の家」と「鉄コンの家」年間コストにとんでもない差額』 幻冬舎
記事の概要はこんな感じです。
③木造はシロアリの駆除が欠かせないし、 震災や火災によって大規模修繕も必要
④ 鉄筋コンクリート造は火災保険料が安い(年間4万→30~ 40年暮らせば120~160万もの差額)
⑤光熱費も 鉄筋コンクリート造は断熱性と気密性に優れており、電気代を安く抑えることが可能
との事です。
ちょっと細かく調べてみます。
(出来るだけ、公平性に注意してまとめようと思いますが、 私自身は木の家が好きなので、 多少の偏見はあるかもしれませんので、先に謝っておきますm(_ _)m)
①の資産価値について
「建造物の法定耐用年数一覧 東京都主税局」によると、
木造は22年、 鉄筋コンクリート造は47年となっています。
つまり、木造であれば22年で資産価値が0になりますが、鉄筋コンクリート造であれば資産価値は長く続き、 47年でやっとゼロになるという意味です。
( 鉄筋コンクリート造の方が居住性やデザイン性が高いっていう記載 にはひっかかりますが・・・(-_-;)、、
窓などの開口部を大きく取れたり、 仕切りや柱の無い大空間などが設計上可能なので、 デザインの自由が利くためにそう記載しているのだと思われます。 )
一方、貸し出しや住み替えを検討していないのであれば、資産価値が落ちやすいことで、 木造の方が固定資産税が安くなりやすいというメリットもあります !※22年でゼロ円になるという訳ではないので注意。
②外壁のメンテナンス費用
全般的に見れば確かに 鉄筋コンクリート造の方が安いのかもしれません。
つまり、メンテナンス費用は、 外壁の種類によって大きく変わるのではないかと思います。
③シロアリ
シロアリコワイ(*_*;
シロアリ駆除の業者のHPを何社か見ても、 鉄筋コンクリート造だからって油断するな!
鉄筋コンクリート造でもシロアリ被害はある! とどこの業者のHPにも記載があります。
※建物の周囲を点検し、 泥のようなものが線上の塊となって壁面を這っていたら注意とのこ とです!
それはシロアリが通る蟻道かも
(;゚Д゚)コワ
④火災保険料
火災保険は、H構造(保険料高い)かT構造(保険料安い) で値段が変わってきます。
鉄筋コンクリート造は無条件でT構造に分類されるので、 確かに保険料は安くつきます。
ただ、 木造だからといって必ずしもH構造にあてはまる訳ではありません 。
木造でも耐火建築物等であれば、 T構造に分類されることになります。
木造で耐火建築物にすることにより、 建築費が上がるかもしれませんが、記事にあるように今後30~40年暮らすのであれば、120~ 160万以下の差額であれば耐火建築物にすることを検討してもいいかもしれませんね。
⑤断熱性と気密性
鉄筋コンクリート造の方が断熱性と気密性に優れているとのこと。
でも、 一般的にコンクリートは熱伝導率が高いので外気の温度変化の影響 を受けやすい構造体です。なので、 夏は熱くなりやすく冬は冷たくなりやすいです。
また、単純に鉄筋コンクリートだ木造だで比較するのではなく、 断熱材もかなり重要そうです。
なので、一概に 鉄筋コンクリート造の方が断熱性と気密性に優れているとは言えな いのではないかなと・・・
鉄筋コンクリートは確かに良い!高級感ある!
けど、
やっぱり木っていいですよね!
見ていて癒されるし、
触っていても癒されるし、
他にもあれやこれや( ̄▽ ̄)/
私の家は、木がふんだんに使われているので、木の良さをこれからたくさん伝えていけたらなと考えています。
以上、ちょっと気になった記事の紹介でした。