住宅の原価はどれくらい?住友林業とタマホーム
ひろきです。
ついに!
4月から娘が保育所に行くことになるのですが、
そのための準備の一つとして、
たくさんの服を持っていく必要があります。
その服やズボン、靴下
一つ一つに名前をつけなければいけません。
妻に言われて、アイロンがけのお手伝いをしています。
こんな大変な作業を妻一人にさせようとして
申し訳ありません。
謹んでお詫び申し上げます。m(__)m
さて、住宅展示場に行った私たちですが、
いろいろと勉強になった一方で、
考えることが多すぎて、これはこれから大変だぞ(*´Д`)
とも同時に思いました。
ふと、思ったのですが、
住宅展示場で豪華絢爛なモデルハウスを建てたり、
毎日のように見る家のCM、チラシ、ネット広告など、
こういった人件費や広告費用などは、
私たちが建てる住宅から出るお金から
出ていると思うのですが、
そもそも家の原価率ってどれくらいなのだろうかと考えました。
(別に原価厨というわけではありません。)
ネットで軽く調べてみると、
会社によって違うし、
また、規模によっても全然違うので
単純な比較はできないですが、
大手だと40~50%、
地元工務店は20~30%。
と記載しているページがありました。
そんなに原価が安い!?
大手だと3,000万かけて家を建てても、
家自身は1, 500万円のくらいのものということ!?
家しょぼくない!?(;・∀・)
ただ、これについては、引用元がなかったので、 真偽は不明です。
他にも調べてみました。
住宅不動産コンサルティングのHPでは、
住宅業界には、30:20: 10の法則というものがあるそうです。
(30が粗利、20が販管費、10が営業利益とのこと)
つまり7割が原価ってことか。
うーん、サイトによってばらつきがかなりあるな。。。
(;・∀・)
と、いうことで住友林業のIRのHPから
有価証券報告書(令和2年度)を見てみました。
住友林業は、住宅だけではなく幅広い事業展開をしています。
セグメント別にいうと
・木材建材事業
・住宅・建築事業
・海外住宅・不動産事業
・資源環境事業
・その他事業
セグメント別にみると
住宅建築事業の
売上は474,003百万円
に対して利益が22,570百万円
なので、計算すると利益率は4.76%
利益は5%に満たない感じなので、 住宅事業は利益率があまりよくないんですね・・・
(海外住宅・不動産事業はかなり利益率が良い感じ。)
セグメントごとの
分かりませんでした。
競争が激しいので、広告費や人件費を多くかけ、 利益はあまりないように見えます。
全事業で見ると、
売上1,104,094百万円に対して
原価が861,405百万円(78%)
販管費が191,312百万円(17.3%)
ただ、これは住宅だけでなく、全てのセグメントの合計なので、
何とも読み取れないですね( ;∀;)
今度は、ローコストのイメージがあるタマホームを見てみます。
タマホームは76.5%が住宅事業と
住宅事業が多くの部分を占めています。
セグメント別では、
売上167,417百万円
に対して利益が3,775百万円
なので、利益率は2.25%
全事業で見ると、
営業利益が9,873百万円(4.7%)
でした。ローコストはやはり大手よりも利益率は低いので、
たくさん数を売っていくというイメージでしょうか。
住林とタマホームからみるに、
大体原価7~8割、販管費2割くらいなのでしょうか。
他の上場しているハウスメーカーを調べてもいいのですが、
なんか、あまり原価を調べても意味のないように思ってきました。
(´Д`)
結論!!
原価にこだわるのではなく、
大事なのは、自分の中で予算をしっかり決めて、
その範囲内で、どのような家を建てれるのかという事!
・・・・
とりとめもない着地点で申し訳ありません。
謹んでお詫び申し上げます。m(__)m
次回からは、土地の話をしていきたいと思います。